975日目
久しぶりの店休日は母の部屋の片付け手伝い。何十年分もの手帳やらなんやら、あたりまえだが私の生まれていない時代を生きている。どんな人にも歴史がある。
私があと30年生きたら、どうなっているんだろうな、自分も、世界も。
片付けの最中、外は賑やかだった。いつものお盆みたいに。でもいつもどおりじゃない、なんだかわけのわからない人たちもいる。観光地といえども、人の生活があるのだ。私は暮らしを侵害するような旅をしたくはないな。と思う。排他的と言われるかもしれないが、なにも考えていないような人たちは増えなくていい。それらは島の未来にはならないし、私の未来にも不必要だ。
私は短気だし怒りやすいが、それはあまり良くないと思っている。でも、正しい怒りを忘れてはいけないとも思う。