あいがえ企画

八丈島にUターンして仕事づくり。日々の雑記。

1216目

とてもとても好きな小説が、映画化されたというので、ちょいとできた隙間で東京へ飛んだ。

 

全然中身違う話になってて笑った。映像はきれいだったし、女優さんは可愛かったけど、そうじゃないんだよ、そうじゃ。

 

日比谷の一角で友人と食べたケーキはおいしかった。

 

どこでもだいたいそうなんだが、都心のホテルは気密性高すぎて息できなくなるし、どうして布団の裾がベットに織り込んであるのかわからない。ねぶくろてきに寝るのか、引っ張り出していいのかいまだにわからず、だいたい布団の上にかかってる謎の布と掛け布団の間に挟まって寝ることになる。

 

畳で寝たい。

 

東京ってすごく歩く。空港から出るだけでもすごく歩く。コロナってなんだっけってくらい朝から夜まで人が溢れている。みんなちっとも優しくない顔でスーツを着込んで、足早に街をゆく。

 

忙しない。

 

みんな疲れている。

私も疲れている。

 

コンビニは進化を続けていて、おいしいものがたくさんある。毎日これでもいいかと思えてしまう。

 

疲れていたら。

 

休みとは、なんだろうか。最近は旅さえも疲れてままならない。ここ数年の旅の思い出は、だいたい腹を壊していて美味しいものが食べられない。

 

穏やかな場所で、すこしゆっくりしたい。八丈島は、やることに溢れすぎている。八丈島はすでに、日常だ。

 

現実逃避がしたい。

なんにもしなくていい、長いお休みがほしい。

 

自分で選んでここにいるはずだが、思い描いていたところからはかなりとおいところまで来てしまった。おかしいな。私はもっと、自由なはずだ。

 

少しずつ、目的地にむかってあるかねば。

ちゃんと、捨てていかないと、選んでいかないと、どこにもいけないな。