あいがえ企画

八丈島にUターンして仕事づくり。日々の雑記。

404日目~脳みそと個性~

発達障害というワードを最近よく聞くが私はそれは、個性だと思っている。今日は家族のつきそいでとある脳関係のクリニックに行ったのだが、こんなにも発達障害を治したいと思っていたり、生きづらさを抱えている人が世にはいるのかと思うくらい、受付は人でごったがえしていた。

 

脳波とかシナプスとか、色々な話を聞いたが、発達障害と言われるものはほぼ遺伝だそうで。それを個性として受け入れて、個性を発揮して生きるのか、ある程度『普通』といわれる脳の状態に近づけるため治療をするのか。どちらがいいのかはその人次第なのではないかな、と思った。

 

私は以前軽度のADHDのだと診断されているが、私はそれでいいと思っている。この瞬発力も、歌を歌うのも、たぶん、そういう特性ありきだと思っている。だから、治る、といわれても困る、自分の個性を消されるようなもんだ。もちろん、困ることもたくさんあるんだけれど、自分はこういうもんだ、それでいいんだ、ってありがたいことに思える環境だし、それでよいと言ってくれる人がまわりに沢山いる。

 

つきそいで行った当の家族本人は軽度のASDと診断され、治療するか否か迷っていたので、具体的に困ってることは?と聞いたら収入源がないことだと言っていた。だったら、どっちの状態のほうがより早く収入が得られる状態になるのか?という事を考えたらいいのか、と思い考えていた。

 

個性を活かしててそれに価値をつけるのか、ある程度社会に混じれるようになって一般企業で戦力として働くのか。個人的な意見だが私は前者がいいのではと感じた。家族の年や性格や環境を考えると。

 

最終的にはやっぱり、島で、個々が活きつつ協力し合えるビジネスプランを考えるのがだれにとってもいいのでは、というところに行きついた。すでにそういう島でもあると思っているし。

 

家族は自分には何もできないし特にこだわりもなにもない、と言っているが、実際真逆だったりする。草花の知識が豊富だったりものにこだわりがあったり、仕事もある程度何でもこなせるタイプだ。写真もとるし、畑もやるし、アイデアも豊富、常々なにか生かせないかと思う。レンタルなんにもしない人、じゃないけど、レンタルおばちゃんとか需要ありそうだと思っている。島の植物の話ししながら散歩するとか、一人じゃ不安な散策路に一緒にいってもらうとか、島のご飯屋まわる、とかなんか気軽なやつ。島旅おひとり様むけとかどうかなあ。

 

なんて、考えたい事が日々沢山ある。昨年に引き続き、様々チャレンジしていく年になりそうだ、なんて言ってたら日付が変わってひとつ年をとっていた。ケーキがでてきた。ダイエット中だがおいしくいただく。さて寝よう。