あいがえ企画

八丈島にUターンして仕事づくり。日々の雑記。

1007、1008日目~あいがえスタンド1周年!~

あいがえスタンドがオープンして1年がたったようだ。あっと言う間!!!

moegi15.hatenablog.com

 

コロナ禍でのオープンになったけれど、想像以上に島の方が足を運んでくれた1年。それもあってか、観光地の八丈島のはずだけれど、人流の波もあまりなく夏はそれほど忙しくなく、冬は思っていたよりもお客さんがきてくれた笑

 

1年前に比べると、レイアウトもかわりメニューの量が増え、その割には仕込みは少なくなり、1人でどうにかできるようなオペレーションに。日々、いい塩梅を目指して工夫。お客さんに満足してほしいし、自分がしんどくなりすぎてもいけない。こういうのはお店を続ける限りずっとやっていくことだと思う。日々進化したい。

 

1年間で「もうはたらきたくない」みたいな日はたくさんあった。笑

ひとりっていうのはとても気楽だし、スピーディーに改変がすすむし、やりたいことはなんでもできるので、ストレスがなく楽しい環境ではあるんだけれど、元来仲間と何かをやりたい派の私にはちょっとしんどくなってくる期間もあった。でも、しんどかろうが、具合が悪かろうが前もって営業すると決めた日は、ちゃんとお店をあけた。(えらい!)そうして、お客さんがきてくれたり、お話してくれたりすると、お店あけてよかったな、と思った。逆に、定休日でも「今日お休みだってー!」と外から聞こえてくるととても申し訳ない気持ちになった。あいがえスタンドはお休みが多めだと思う。基本的に週に3日はお休みだ。上京するのに長期休みがあったりもする。良くも悪くも私がいないとあかないお店。

 

それが、最初のころ少しプレッシャーだった気がする。でも少したって、「あ、休んでいいんだ」と思った。前もってちゃんとお知らせしておけば、お休みはいくらしてもいい!と自分の中で決めたのだ。私は、藍ヶ江にお店があったらいいな、と思ってはじめた。こつこつ、安定タイプだったり、カフェを開くのが夢だったのなら年中無休のカフェでもいいとおもうが、私の持ち味は常に新しいことを吸収してアウトプットしていくことである。なので、引きこもっているとそのうち腐る。笑

 

そんな時に本を読んだ。『ときどき旅に出るカフェ』という小説だ。本に出てくるカフェの店主は月に1週間ほど店をしめて海外を旅する。そこで出会ったレシピを再現したりアレンジしたりしてカフェのメニューができていく。

 

そういえば、前職の離島キッチンも似たようなシステムだった。島を旅して、出会った食材やレシピをもちかえって、島の話と共にお客さんに提供する。

 

元来、そういうのが好きだ。ミス八丈島だってそういうのが好きだからなった。自分が見て感じたこと、いいと思ったものは共有したいし、その人にとってそれが人生のプラスになったら嬉しい。

 

ちなみに、あいがえスタンドで取り扱っている食材、他の島のものもある。日本海側の隠岐諸島だったり、長崎の五島列島だったり。それは、島の人にも外のものを楽しんでもらえたらいいな、という感じで。島だけじゃなくて、リンゴジュースは青森から美味しいのを取り寄せてみたり。それは人の縁だったりもする。

 

というわけで、私もちょこちょこ旅にでる。それは実際に移動もそうだし、島の中での移動もそうだし、心とか、勉強とか、そういうことも含む。簡単に言うと、お店以外のことをやる、ということ。

 

とにもかくにも早く自由に行き来ができるようになってほしいな~。夏に企画していた島暮らし体験、あいがえスタンドちょっと手伝ってね編は4人も来てくれる人がきまっていたのに緊急事態宣言の延長でだめになってしまった。そういうの、けっこう、くるよね!!

 

人に会いたい。人に出会いたい。

 

あんまりにも引きこもっていると接客にも支障がでてくる、人見知りみたいになって…笑

 

まだまだ、やりたいことができきれていないので、1個ずつやっていきたいね。お店の中に生産者さんの紹介をはったり、あいがえの過ごし方MAP作ったり色々…。でも先に勉強かもしれない。

 

次の1年も楽しくやるぞ。みなさん、いつも、本当にありがとうございます!!!!!常連さんがくると心の中で小躍りしているし、おいしかったと言ってもらえると心の中でめっちゃガッツポーズしているし、おいしそ~~~と言ってもらえると「わふ~~!」ってなってます。あんまり外に出ないタイプでごめんなさい。笑