402日目
郡山、記憶にある限り泊まるのは初めての土地である。地方都市はどこも似たような風景だが、もしこの土地に生まれたら、なんてことを考える。それだけで人生全く違う。この土地に住む人々は、日々どんなことを考え、どんな暮らしを営んでるのだろう。
そういえばひと月前くらいにウインド・リバーという映画を見た。色も音楽も物語と調和した美しい映画だった。物語の舞台は雪に閉ざされたネイティブアメリカンの村。内容は省略するが、自然の厳しさと、それを前にした人間の弱さや強さが描かれていた。
八丈島でも力強い自然の中に人々は生きているけれど、便利になった今の時代、閉鎖感はあまり感じない。
環境というのは、なにか、恐ろしいなとも思った。自分がいい状態でいられる場所を選べる、というのは幸福なことだ。
とか考えながらも、トンネル抜けたら雪景色、なんてベタなものが好きである。
明日は子供の頃ぶり、猫魔スキー場。雪だ!