181日目~あいがえミーティング!釣りとじょおる編~
つづき!
あいがえ1週を終えて収穫物を広げてみる。
お~見事に緑。そりゃそうなんだけれど笑
左からボタンボウフウ(長命草)、月桃の葉っぱ
ボタンボウフウは、残念ながらこのあたりでは
「毒がある」と言われていて食べないそう
沖縄なんかではよく食べられているけれど
島でそう言われているならやめておこう...
(摘んでしまってごめんなさい)
収穫物を眺めるのもそこそこに、お弁当を抱えて釣り支度。
朝ゆでたゆでたまご、なんだか養鶏場のひとみたいなしばさん笑
じいによると風が冷たい&お魚がいなそう
ということだったが、やってみることに意義がある!
と港へ。
お弁当を広げつつ
海へウキをほおってみる
じいは見て覚えろタイプ笑
座ったままでも軽々遠くまでウキを飛ばしていた
さすがである
装備はコマセとサビキであるが
しばらくたってもうんともすんともいわない
言っていた通り魚影もなく...
ときおりフグらしきものがゆら~っと近寄ってくるだけである
途中から、つきんぼしに来たのだろうか、2名ほどの
ウェットスーツの方が海へ入っていき、慣れた様子で
外海へと出ていった。
外海、海水浴なら出ないのが当たり前という認識だったが
獲物はやはり外にいるのか。
簡単なムロが釣れなくなってくるとなると、海でのお魚調達は
堤防から大きいの狙うかつきんぼしに海へはいるかだよな~
難易度があがるなあ...
交代ごうたいに竿をみんな持ってみるもやはりなにもかからず...
幾人かがリールを飛ばすのがうまくなっていくだけである。笑
しかし、寒いしそろそろ引き上げようか、というところで
女性陣から「何かいる!」と声があがる!
寄ってみると、確かに確かに。
海の中になんかいっぱいいるぞ!
じいによるとニザダイらしい。しかしながら
この装備では釣りあげることがおそらくできない(糸がきれちゃう)
コマセにものすごい群がってはいるが
釣りあげられないどころか、くいもしないので
もはやお魚観察である。笑
ある程度魚を観察し、女性陣はどこか満足気で帰路についた。笑
こういう時、男性陣はやはりどこか悔し気なのが面白い。
家に戻るとムロアジとトビウオが待っていた。
以前藍ヶ江で釣ったムロアジを冷凍しておいたものだ。
昔はほんとに釣りに行けば大量にムロアジが釣れるっていう
図だったのに、近頃めっきりだ。
潮の関係?はたまた最近居つき始めた鯨が食べてしまったのか...
三宅島ではムロがとれずくさや屋が廃業するというのだから
かなり深刻な問題だ。
ムロ、トビウオのくさやしかないと思うので
もしかしたら新しいお魚のくさやの誕生のちかいかもしれない。
して、獲れたていでお魚をさばくぞ!
講師はおばあちゃん。
立派なトビウオだね~
まずは鱗をはがします
器用にやってのける人もいれば
おばあちゃんにダメだしされる人までさまざま。笑
真剣な面持ち。
島では魚をさばくことを「じょおる」と言ったりする。(方言)
途中からじょおる部隊と、骨抜き部隊と
フライにするためのパン粉つけ部隊にわかれて作業。
骨抜き、これがまた地味に大変。
連携作業により大量のフライが完成!
意図せずパン粉つけに離島キッチン組がかたまっていた。
普段は島でできているものを送ってもらって揚げるだけってことが
ほとんどだから、自身で作るのもよい体験であったらいいね。
それにしてもなかなかの量。笑
みなさま集中しつつ楽しんでくれている様子でした。
フライも完成したところで休憩!温泉タイム。
徒歩1分、やすらぎの湯へ、いってらっしゃ~い。
この後はいよいよ島寿司ワークショップ!
つづく