あいがえ企画

八丈島にUターンして仕事づくり。日々の雑記。

神津島、初1人島旅。〜夜〜帰路編〜

バイクを返した私は村落の中心部をうろうろ

することにした。

 

細い道が入り組んでいて、一通があちらこちらにある。

二輪をのぞく、と書いてあるのでバイクは大丈夫みたい。

いたるところに原付がとまっている。

この勾配だ。徒歩よりもバイク移動が主なんだろうな。

 

そういえば、バイクで村落を少し走った時

前に四輪のおじいちゃん、四輪のおばあちゃん

その後ろに車、そして私、私の後ろに原付

みたいなプチ渋滞がおこったのにはちょっと笑った。

 

そんな村落をぶらぶらしているとパン屋さんをはっけん。

藤屋ベーカリーと看板にある。

中に入るとパンだけではなく食品なども売っていて

商店のよう。

 

その中でジャムパンとりんごパイを購入。

島のパン屋さんって素朴で好きなんだよなあ。

 

またその近くに商店に入り、アイスのショーケースを見ていると

神津島産のパッションをつかったジェラートを発見。

税込550円はなかなか高いが、お土産やさんなどでも

あんまり神津島産と出会えてなかったので

ここは迷わず購入。

 

f:id:moegi15:20180527000223j:plain

 

民宿に戻り、のんびりアイスタイム。

畳最高。夕暮れ時の風が部屋に流れ込んで

なんとも贅沢なひととき。

アイスも文句なく美味しい。

 

アイスを食べ終えてごろごろしているといつの間にか眠ってしまった。

 

おかあさんの「ご飯どうぞ〜」で目がさめる。

思い返せば、船の中で食べたチョコともらった牛乳せんべいと

山の上でチョコバー1本とアイスしか食べていない。

お腹空いてる!

 

降りていくとテーブルいっぱいのお料理が、待ってました!(ねてました)

f:id:moegi15:20180527000539j:plain

ご飯おひつにはいってるやん、、お代わりし放題。

真ん中のお魚はタカベかな。

ぷりぷりエビの天ぷらに、明日葉天ぷら。

お刺身、かぼちゃの煮付け、あおさのお味噌汁、ところてんにおひたしに、、

盛りだくさん。デザートにメロンまでついてる!!!

 

美味しい家庭料理、という感じで。

なんだか部活で合宿にいったことを思い出して

体をめっちゃつかったあとのご飯って増して美味しいし

たくさん食べてしまった。

おなかいっぱい。ごちそうさまでした。

 

部屋に戻ると、まだ外がほんのり明るい。

ちゃんと海と、遊んでないよな。と思って

夜のお散歩へ。

 

7時半でも空が暗くなりきらない。

夏だな、もう。

 

f:id:moegi15:20180527000922j:plain

 

星がぽつ、ぽつ、と灯っていく。

お日様の名残が夜に溶けていく。

遠くから子供のはしゃぎ声が聞こえる。

誰もいない浜。

 

水平線にはぽつぽつ、船のあかりが揺れている。

真上には、明るく白いお月さま。

文句なしに、綺麗だなあ。

 

久しぶりに一人な気がした。

久しぶりに海にあった気がした。

 

まだ少しの島しかめぐったことがないけれど

やっぱり心の根っこに八丈島があるんだろうなあ、と思った。

島に帰りたいなあ、と思った。

 

神津島といえば、星だから、夜更かししようかと思っていたけど

あいにく薄曇りで、お月さまもあって、綺麗に見えそうもなかったので

早く寝ることにする。

 

窓をあけると、遠くに波の音がして。

神津島の波音は優しいな、と思った。

砂浜があるのって、やっぱり、いいよね。

 

 

 

次の日目がさめると7時過ぎ。そろそろ朝ごはんかな〜と支度していると

お母さんから声がかかる。撮り忘れたが日本の古き良き朝食!

といった感じでシャケの塩焼きだったり目玉焼きだったり。

美味しかった。

 

食休みのあと、荷物を片付け、チェックアウトすることに。

お支払いを済ませ(7500円でした)、宿をでる。

 

ちょうどよい距離感の宿だったな、と思う。

ご飯が最高だった。

 

ただ、ひとりだと、夜のアクティビティに困るので

今度はゲストハウスとかでもいいかな笑

 

なんなら、キャンプできるようになりたいな。

 

船の時間まで少し間があったので、資料館に立ち寄る。

大きなリュックを見て、受付の方はリュック大丈夫ですか、と

声をかけてくれた。優しい。

 

資料館が、面白い、と思うようになるとは

私も大人になったもんだ。笑

黒曜石とか黒曜石とか、黒曜石とか。

あと、天上山のなりたち、なかなか複雑で

あの不思議な、石の降り注いだようなのって

ほんとに降り注いでたんだね。噴火で。

 

なんとなく、なっとく。

 

一通り見学して、外へ。

最後に前浜で海に入るぞ!(足だけ!)

 

f:id:moegi15:20180527002158j:plain

 

乗る船がもう港についている。

曇天だけど、それはそれで、波打ち際が銀色で

きれなもんだよね。

 

靴を脱いでざぶざぶしながら

貝殻ひろったり、シーグラス拾ったり。

 

戯れられるのが嬉しい。

なんかね、装備は大事だと思うんだが、結局

山も海も全裸でいたいんだよな。

気持ち的には。

 

そうしてるほうが、近くに居られる気がする。

 

なんだか懐かしい感覚を思い出した

最後の最後。

 

船に乗り込む。

どうやら神津島の学生たちがどこかへ行く模様。

保護者さんたちもぞろぞろ。

賑やかになるかと思いきや、生徒さんたちより

保護者さんたちがフィーバーしててちょっとおどろき笑

 

ただ、新島で一行が降りていくと、人もまばらに。

 

新島、降りたくなった。笑

新島にも近々また行きたいな。

 

その後はほぼ寝て過ごし、あっという間に横浜へ。

大桟橋って何度か来たことあったけど

ちゃんと船、つくんだね。笑

 

f:id:moegi15:20180527002700j:plain

 

大桟橋でライブしたいな、なんて昔夢があったな。笑

赤レンガ倉庫ではフェスかな?やっていて盛り上がっていた。

 

あっという間な、でもとても濃い、たくさんの初めてが

つまった神津島旅。

 

また違った季節に、行ってみたいな、と思う。

またきっと、違った顔が見られる。

それから今度は、もうちょっとマイナーなとこも攻めていきたいね。

廃墟のあたりとか。

 

神様には会えたかな。

 

ここまで読んでくれて、ありがとう。

 

おわり!