あいがえ企画

八丈島にUターンして仕事づくり。日々の雑記。

359日目

たくさんの人の放つ、光を映して私はなりたっているのだろう。

沢山の太陽、星のきらめきにかこまれて

反射して光って、初めて見えているんだろう。

ずっと昔から、私は海とおんなじ色だ。

透明に見えて、少しだけ青い。ほんの少しだけ。

でもそれがいいのだと、自負している。

沢山の色を映すことができる。

 

今日みたいな日ほど、すばらしい日はない。

風がびゅんびゅん雲を押し流して

世界はどこもかしこも、夕暮れの七色に染まって

海に落ちていく。

ずっとずっと、ここにいられる。

島の自然を感じていると、そんな気になってくる。

食べるのも寝るのも、自分が何者かすら忘れて。

 

だけどもやっぱり自分は人間で、お腹もすく。

沢山の人とたくさんの日にちご飯を共にする。

ご飯を、誰かと食べられるのっていいな。

私はひとりも好きだけど、ご飯はみんなで食べたい派。

 

今日も良い1日、良い夜だった。

みんなまぶしい。楽しい予感が、もうずっと。

もうすぐ1年になるね。

私はここで、役に立ちたいのである。

 

世界中みんな嫌いだと思っていたあの日、

こんなにも会いたいと思う人がいる人生が来るなんて

思っていなかったな。

 

きっと知ってはいたんだけれど、本当は人が好きなことは、昔から。

 

今は、自分をどう使うか。

それを考えている。

太陽になれないけれど、私は私で、できることがある。

考えよう。そして動こう。歩こう。

 

海に帰れるその日まで。

 

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