119日目~三宅島~
カタルシマの後。
船に乗るために竹芝桟橋に向かう!
いとーまんはチャリ。
本当は、チャリを三宅島に運ぶ要員で行くつもりだったのだけど
トラブルがあり1台しか持っていけない!ということで
伊藤君の荷物持ち担当。笑
山手線に乗り込み浜松町に向かう。
おなかへったぜ。竹芝についたがまだまだ時間があるので
ご飯&飲みが始まる。東京愛らんどでご飯。
島海のりうどん&明日葉のてんぷら。
食べている間にちばくんがぺ~くんを三宅島に勧誘している。笑
と、いとーまんも無事到着、三宅島出身男子&女子も途中で加わり
さらに島家のリピーターさんなんかも加わりわいわい!
最終的にぺ~くんと新島男子が旅のお供に加わった。笑
翌朝5時前。三宅島到着!ついたのは、錆が浜。
お~真っ暗。星綺麗なくらい真っ暗。
バスに乗り込み島家にむかう。
向かう途中で空が白み始める。
三宅島に来ると、だいたい真っ暗なので
「島来たぜ~~~~!」っていうテンションにはならないのだけれど
雄山の稜線がうかんでくると、なんだかドキドキしてくる。
島家に到着して、ほどなく、また車にのる。
朝日を見るぞ!
伊藤君がローカルスポットに案内してくれる。
なんだかアー写みたいな男性陣。
右手には御蔵島が大きく見えている。空が七色で、夕暮れ時のよう。
ご来光~~。雲が水平線を隠してはいたけれど、だんだん空が
まぶしくなっていく感じはまさに日の出だ。
光の橋がだんだん海の上に強く引かれていく。
きれいだなあ。
そんな景色を見ていて、
あの海から生まれて、我々はずいぶんとおくまできたなあ。
そんなことをぼんやり思った。
もっと近くにかえりたい。
大路池はまだ日が出てないだろう!ということで移動。
明るくなってきてはいるがまだ影ものこる大路池。
この写真にはうつっていないのだけど湯気が水面を走っていて
「死者の魂の行進みたい」と伊藤君が言っていた。
それくらい、神秘的な景色だった。
時刻は7時。商店が空くぞ!
ということで、おなじみサンキュー弁当を購入しに。
私はハムエッグを選んだ。
みんなハムエッグと島海苔弁当で迷って、結局わけわけした。
島家にもどり、しばし休憩。
急遽来た組、実は折り返してくる船にのって帰るのだ。
口ぐちに「大人の遊びだ」と言っていた。
そんでもって「まだまだ若いぜ」とも言っていた。
大人になるとさ、やっぱりいろいろ考えるようになるんだろうね。
未来とかね。若い時って目の前しか見てなくて、でもだから
楽しかったな~。
そんな感じで、今回も大人な遊びなんだが、青春していて
楽しかった。(私はちゃんと計画して渡航してるけど笑)
営業開始の11時を待って、温泉へGO!
三宅の温泉は黒っぽくてどこかとろっとしたここち。
良いね~温泉良いね~~。
伊豆諸島の島はどこも温泉があるのがナイスだと思っている。
お風呂からあがったらラストスパート!おひるごはんを食べに
【サンライズ】へ。日帰り組はサンライズにはじまりサンライズに終わる旅...
ちゃきちゃきなおばちゃん&おじちゃんの素敵な定食屋。釣り具も豊富においてある。
定食はハンバーグor焼肉の2種類のみだがデザートor飲み物もついてくる。
私は焼肉&パッションアイス!おいしい。
パッションアイス、種も果肉も入っている、これは手作りか、、、!?
サンライズの何が良いって、入ってすぐ「今日の船には乗るの!?」
と聞いてくれるところ。島ならでは過ぎる。
ご飯を終え、船着き場へ。
半日だけれど、なんだかとても充実感・・・
と、私はまだ1日あるけれど、だいぶ満足。笑
お見送りの最中、船着き場のおじさんが「雨が来るから早く帰れ」
的なことを言っていたのだが、振り向くと今そこで大きく見えていた
御蔵島があっという間に見えなくなった。
島の天気、特に春は変わりやすいな。
そしてそんな中船に乗り込んだ甲板の乗客たちから
なんだか歓声が。私たちの位置からでは防波堤で見えないのだけれど
どうやら鯨がいる模様。。!!三宅島にも、鯨がきている。
波でぐわんぐわん揺れていた船だけれど、コンテナを積み終え
無事出向していきましたとさ。
島家にもどりのんびり&昼寝をしていると
ものすごい雨&雷が。そして停電。
島あるあるだな~と起きてみると、島家のお客さん、Wさんがいる。
山登りが趣味というWさん、いろいろお話していると電気はついたり消えたり。
そのうち消えたままになり、日も暮れ...
どうやら電線ではなく施設のほうに問題があるそうで、
なかなか復旧しない...ということで電気がついている別地区にご飯を食べに行くことに。
道中真っ暗。雨が止んだ空は月でだいぶ明るかったけれど、それでも
星はよく見えるし、道は真っ暗。う~ん、全島民消失しそう、なんて
サイレン(ゲーム)みたいなことを考える。
お店をのぞくも、貸し切りや混みこみ、みんな考えることは一緒ね。
ということで伊藤君のお家にお邪魔することに。
明日葉をつむ男達。
ものの数分で束をつんでくる伊藤君さすが。
千葉君は戦力外通告されていた。笑
伊藤君がどーーんと男飯を製作してくれた。
明日葉と油の相性は良いそうだ。お吸い物にはおきあさりも。
ここで気が付いた、私、明日葉苦手だった。(!)
天ぷらは好きだし、お菓子もすきで苦いのがダメなだけなので
火が通ってればいけると思ったがやはり苦かった。ごめん。
卵と豚肉はおいしかったので、明日葉いけるひとはぜったいおいしいよ...!
島家に戻ると電気復旧している!よかったよかった。
翌日!遅起きしたが私の今回のミッション、チャリに乗る!
眼鏡岩。神津島から富士山まで見える絶景だ~~~天気よ~~~
気持ち良すぎる。溶岩の岩がごろごろしているようなところも
電動マウンテンバイクならへっちゃら!(といいたいところだが
初心者では転びそうである)でも、これはおもしろい。
みな、近々島家に導入予定の電動マウンテンバイク、行ったら
ぜひお試しを~~
お昼ご飯は島家から歩いてすぐのG2カフェへ。
最近開店したそうで、千葉君は前回の三宅島でオーナーのつじさんと
出会っていて、その頃は「移住してきたよ!カフェこれからやるよ!」
という段階だったらしい。
高台にあって、海も見えて、裏手にテラス席?夏場、水着でも
入れる席があって、ソファーもゆったりでご飯もおいしくて、最高。
キンメダイの冷製パスタ。キンメダイをパスタにするとは!
レモン風味、美味である。
あいがえ企画にいいね!と言ってくださったつじさん。
つじさんの話から、島でうまく循環させる方法を考えるの、大事だなと
改めて思った。先人からよきお話がきけました。
美味しい&おもしろいをありがとうございました!
して、出航の時間が迫る。
新たな島家のお客さんをガイドにつれてゆく、というので
それに便乗して港まで乗せてもらう。
車に乗りながらガイドをする伊藤君。
お~。なんだか、未成年な頃から知っているもんだから
お~~って言ってしまう。お~~~~。
今回もいろいろとお世話になった。
大変頼もしいなあ。
船に乗り込んで、島を少し眺めたらあとはひたすら寝たり
5月の企画書つくってみたりカップラーメン食べたりと
いつも通りの船旅。
濃い3日間の終わり。
今回は、特に得るものが多かったように思う。
私の中のものがどんどん確固たるものになり具現化しようとしている。
人ありきだ。
私も、もらったぶん、お返しができるよう、日々楽しいことを作っていこう。
やっていこう。
3日間、どうもありがとう!
P,S
家に帰ったら、猫がバリケードを突破し、キッチンにあったみそクッキーと
ムロアジふりかけをくいちらかしていたことは、忘れたい。