2日目~るにんせん~
10月に八丈島に帰ったけれど、改めて私は
八丈島のこと何にも知らないなあ、と思った。
歴史も地理もどんな人が住んでいるかも、分からないことが多すぎる。
そんなわけで、手始めに実家の本棚に眠っていた文庫本 『るにんせん』を
引っ張り出して東京に持ち帰ってきた。
映画『るにん』の原作だという認識しかなかったが
よく見てみると、著者は團伊玖磨先生の息子さん。
團紀彦さん。建築家だそうだ。
通勤時間でちょこちょこ読み進める。
まだ4分の1も読み終わっていないが、なんだか不思議な気持ちになる。
教科書の中にしかない歴史。ずっと昔。
でも八丈島にだってずっとずっと人が暮らしてきた。
命がつながってきた。
誰かがはじめ島に流れ着き、生活を始めて 文化ができて、噴火や飢饉や戦争もあって。
藍ヶ江が今の形になったのはいつごろなんだろう?
もともとは崖のような場所だったはずだ。
そのうち藍ヶ江の歴史もしらべて、うろうろして
藍ヶ江マップなんかもつくりたいもんだ。
歴史にはなかなか疎いので、読み終わるにはもう少しかかりそう。
何せ漢字が読めなくて、いちいち調べている。笑