あいがえ企画

八丈島にUターンして仕事づくり。日々の雑記。

神津島、初1人島旅。〜山登り編〜

登山口に到着しよっしゃ登るぞ!と意気込んでいてはっと気がついた。

ここまで全然写真とっていない。

 

なんか杖とかもあるし写真とったろ!と言ってとったのがこちら。

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自撮りのなれなさがひしひしと伝わってくるできに笑

 

そんなことはいいとして、いよいよ山登り開始!

入り口には杖と登山届けが置いてあるのでしっかり記入。

杖も持つ。

 

10合目まではほとんど階段が設置されているが

補助的なレベルのもので、足元は砂、砂利、岩で

気をつけてないと転びそう。

 

登り始めてすぐ、振り返るともう見晴らしが良い!

1〜10合目まで各合に看板があるので、自分がどの辺りまで来たか

わかりやすい。いたるところにベンチが設けてあり

普段立ち仕事といえど、心肺機能のトレーニングなどしていない

私には非常にありがたかった。

 

またその休憩スペースのどこも見晴らしの良いこと!

途中、下田から来た定期船も見えた。

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下から見上げた時にはほんとにあんなとこの

上まで登るのか、、?と思っていた。f:id:moegi15:20180526230013j:plain

奥に見えるのが天上山。

 

崖にへばりついてるような階段をガンガン登っていくと

高度もガンガン上がっていく。振り返ると飛べそう。

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9〜10合目の間、登ってきた階段が見えない、なかなかの急勾配。笑

登っていくうちに晴れてきた!

 

40分ほどで10合目に到着!

しかし何もない!笑

そう、ここからが天上山スタートなのです。

 

小ピークが点々とはあるが

比較的なだらかな土地が山のてっぺんにたくさんあるとは。

 

ここまで他の登山客はゼロ。道中いなくても

10合目にはけっこういる、というパターンが八丈島では

よくあったから、今回もそんな感じかな?と思っていたんで

ちょっと不安になる、、、笑

 

少し休憩をとって、お目当ての表砂漠へ向かう。

特に危険な場所もなく、道もわかりやすい。

ちょっとした森の中を歩いたり、ほぼ干上がっている池を横目に

みつつ、表砂漠へ到着。

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マップにはテーブルなど設置されてるよ、とあったので

さすがにここならいるだろう!と思うもゼロ。

 

風の音と鳥の鳴き声と虫の羽ばたきが聞こえるくらい、、、

 

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まったく、みたことのない景色の中、一人なもんだから

私はいったいどこに来たんだろうか。なんて思う。

なんだか不思議な光景だ。花がぴょこぴょこさいてて

砕け散った石の破片が山に降り積もってて、足元は真っ白な砂。

 

神様が考えることって、やっぱり人間にはわかんねーなー。

 

なんてふうにも思ったり。しばらくぼーっとしていた。

 

時計を見ると12:30、ここから裏砂漠を回るとちょっと時間がないかもな

という懸念と、不動池には神様がいるということだったので

裏砂漠を諦め、不動池にむかって歩き出す。

 

ようやっとここで、一人すれ違う。同じく単独の女性。

ここは人間界だったな、とちょっとホッとする。笑

 

少し登り斜面になってきたな、と思っていると視界が開けた。

案内には新東京百景とある。

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わーい、他の島も見えるよ!!

ツツジもあるし、眼前はえぐれた谷でちょっと驚き。

ずっとなだらかだと思っていたので、山頂付近にもこんなとこがあるのねと。

 

冬だと本土の方まで見えるそう。

 

小休憩をはさみ、またも昇る、池がこの先あるのか?と思うような

石ころだらけの道をいくと、突如出現!

 

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おおおお、なんだか神聖さが漂う、、、。

池の水も澄んでいる。写真だとわかりづらいが、鳥居と祠はすごく小さい。

(手前のベンチと比較するとわかりやすいかな)

 

竜王さまがいらっしゃるそうだ。むやみやたらと祠をのぞくと

怒りに触れるということで遠巻きに一礼。

 

ここにトイレがあるとマップにあったので

一応行っておこうかな、と探してみると、ログハウスのような建物が。

中に入ると真っ暗!!電気はないか、さすがに。

そして自転車。。。?発電用?
バイオトイレ、とある。やばい無知すぎた。

真っ暗なこともあり、急ぎでもないので断念して外へ出る。

 

この時点で13時。登り始めて2時間。

4時下山を目指していたので、そろそろ下山することに決めて

来た道をもどる。

 

その後特に問題もなく10合目の分岐まで戻る。

して、人はいない。やはり平日だからかなあ、とおもいながら

ゴールデンウィークなんかは人がたくさんだったかな、

たくさん人がいたら、また違った印象かな、なんて。

 

そんなことを思っていたら

7合目まで降りたあたりで、おじいちゃん3人組とすれ違う。

全然息が上がっていない、、、装備から見ても

山登り慣れているんだろうなあ、というおじいちゃんたち。

すごいな、ちゃんと鍛えてれば年を取ってもさくさく山登れるんだな、、。

 

私なんて登りの間は汗だくの顔真っ赤でぜーぜー言っていたわ、、。

 

関心しながらもどんどんおりる。

結局登山口までもどったのは14時すぎで、だいぶ巻いた!

 

なんだか奇妙な感じだった。振り返ってももう道は草木の向こうで見えない。

 

山、のぼったんだな。

 

バイク乗り回す編へつづく