あいがえ企画

八丈島にUターンして仕事づくり。日々の雑記。

神津島、初1人島旅。〜船と民宿とレンタバイク編〜

乗船当日、乗り換え案内を見ていて

そういえば、ゆりかもめで竹芝向かったことないな、と思い

経路を調べると金額も時間も大差ないので

ゆりかもめに乗ることに。

 

新橋からの乗車。

さすがにこの時間になると、ゆりかもめの駅に

用がある人は少ないらしく、車内はがらがら。

キャンパーな格好の私でも邪魔になることなく

ゆうゆう湾岸の夜景を楽しむ。

 

竹芝到着。

え、こんなに駅と桟橋近いの!竹芝の名の通り

ほんとにターミナルの目の前である。

 

浜松町からって、結構あるもんねえ、、

今度から荷物多い時はゆりかもめに乗ろう!

と決めた私だった。

 

手続きを済ませ、いざ乗船。

ドック明けということもあるのか、座席はかなり

埋まっている模様。

女性専用区画に通されたが、ここはほぼ満席。

私は壁際だったが、となりのおばちゃんは

「こんな狭いとこ、、」とぼやいているほど。笑

 

席につくやいなやマットを広げ、真っ先にシャワールームへ。

みな夜景を見ている、この時間が一番空いている笑

 

朝早かったのもあり、その日は日付が変わる前には就寝。

マット快適。

 

大島、神津島航路では大島、利島、新島、式根島神津島

5つの島に泊まるので朝5時からちょこちょこ放送に

起こされたりするんだけれど、今回は結構寝ていたな笑

 

よく考えてみれば、出航22時、到着10時ということで

12時間乗っていることになる。

 

おそらく、時間調整で大島沖で止まっているせいだが

距離としては八丈島の半分以下なのに、乗っている時間が

伊豆諸島航路では1番長くなるのが神津島だ。

 

といっても、今回は波も穏やか、天気もよしで

まったく苦にならない、むしろ10時まで寝れてラッキーなくらいの

船旅だった笑

いつもどこかしら欠航しているイメージだが、今回は

全島に着岸できていた。

 

日焼け止めをぬりたくって元気満タンで船をおりると

天気は微妙な曇り空。天気予報には晴れとしか出ていないが、、。

 

港によそうべえのお母さんが迎えに来てくれている。

私の他に1人、同世代らしき女性が一緒だった。

船でもちらほらいたが、今時1人はめずらしくないんだなあ。

 

なんだか、良い時代に生まれてきたもんだ、なんて思う。

よく母に、「子ちゃんはなんでもできるからいいな〜」と言われるが

その通りである。

 

お母さんの運転で民宿へ。

距離としては歩いても10分、15分ほどだろうが

港から見える村落は斜面に家々が立っている。

 

坂を登り住宅地へ入ったところに「よそうべえ」はあった。

kozushima.com

 

ぱっと見、路地裏に佇む普通のおうち。

扉を開けてもそれは変わらず、まるで島の親戚の家に

遊びに来たみたいだ。

 

一番山側の2人定員の部屋に通される。

窓が2面あり、風が通って気持ちが良い。

すぐにお母さんが麦茶と牛乳せんべいがのったお盆を

持ってきてくれた。

 

この時点で10時30分。

日が暮れる前に下山しないといけないから、少し休憩したら

出なくては、と準備開始。

ささっと着替えて、お母さんに夕飯の時間を確認。

 

18:30とのことだったので、温泉に行ったり海に行ったり(欲張り)

と考えるとやっぱりあまり時間がない。

靴を履いて出ようとすると「いってらっしゃーい」と声をかけてもらった。

 

オートサービスは宿からすぐのところにあった。

釣具屋も併設してあり、ちょうど来店がかさなってしまい

おばちゃんに「ちょっと待ってくださいね」を連呼され

ちょっと申し訳なくなる、こんな日にそんなお客さんかぶらないよね普通。

 

少し待つと、娘さんとおぼしきお姉さんが降りてきて対応してくれた。

料金表をみせられるが、1日の記載がない、、、

明日の朝まで借りられますか?と聞くが

17時の閉店までに1度返してもらいます、とのこと。oh...

いたしかたなし、と17時までで借りる。お値段4800円。ガソリン込み。

 

まあ、私が貸す側だったらそうしたいよな

夜島でバイク乗りまわされても嫌だもんな。。。

 

さて、リミットがまた早まったのでさっそく山へ突撃!

http://www.kouzushima.org/map/images/0173.pdf

 

黒島登山口と白島登山口の2箇所、登山口があるが

今回は黒島側からアタック。

白島のほうが車などがあれば6号目までゆけるので

時間短縮にはなるが、私は表砂漠、裏砂漠が目的地だったので

そちらが近い黒島を選んだ。

 

住宅地を抜け、景色が山っぽくなってきた頃

工事で通行止めの看板が立ちふさがった!

 

確かにその先ではお兄ちゃんたちがせっせと作業している。

迂回路あるんか、、?とおろおろしていると、後ろからやってきた

軽トラのおじちゃんが

「ゆっくり行けば平気だよ、行ってみなー」

と行ってくれたので看板の横をすりぬけ工事現場につっこむ。

(よく見たら歩行者用通路はあった)

 

お兄ちゃんたちも手をとめて、道を通してくれた。

ありがとう、、!お邪魔しました。

 

そんなこんなで無事登山口へ到着。

 

山登り編へつづく